4月採用の保育士求人と転職について更新中

保育士求人サイトと人材紹介の闇と呼ばれるこの2つを保育業界の専門家が暴露という形で解説していきます

求人サイトと人材紹介会社の見分け方

★  そもそもどうして見分ける必要があるのか

 

保育士からしたら「直接の求人サイト」も「人材紹介サイト」もどちらでも構わないという方も多いと思います。実際の話、筆者も結果として自分の保育観に近かったり、長く勤務しやすい環境であればどちらでもよいという見解です。

 

でも就職した後にトラブルが起きたり、統計として勤続年数が短い傾向になるのが「紹介サイト」であることは間違いありません。

 

また人材紹介のサイトでは「架空求人」と呼ばれる実際には現在求人を募集していない保育園や、保育園の許可なく掲載している求人も載っていたりします。

 

まずは”トラブル”の面から直接求人と紹介サイトの違いを比較してみます。

 

求人サイトと人材紹介の比較と違い

 

簡単に言うと、紹介会社の場合は第三者が入るので「本人の意図とは違うやり取り」を挟む可能性があるのでトラブルが起きやすくなります。

 

実際に求人サイトは「質問」をする場合は保育園に直接ですが、紹介サイトはその会社の担当者が答えますので、そこで場合によっては「紹介会社が入社させたいと思う保育園に都合のよい情報」を伝えることも出来てしまいます。

 

 

ただし・・・求人サイトは基本的に保育園側からの情報をそのまま載せていることが多く、しっかり仕事をしている紹介会社の方が給料の内訳や求人の詳細をしっかり把握していることもあります。

 

(月給は高くても実は基本給が安い&賞与が少ないから結果として年収は安い。実は残業が多いのでみなし残業手当が最初から含まれているなど。)

 

自分が仕事を探している媒体がどちらの種類なのかを把握しておくことで、お仕事探しのポイントも変わってくるので、違いを知っていて損はありません。 

 

 

★ 終わっている求人や勝手に求人載せて問題ないの??

 

これはグレーゾーンで、非常に難しい問題です。

 

実際にテレビCMなどでも有名なIndeedなどは、インターネット上に掲載されている情報を自社のサイトに自動で組み込まれるシステムを導入しているので、自分で営業した求人ではない情報も検索できるようになっています。

 

同様にハローワークなどのように無料で誰もが自由に閲覧できる求人サイトについても自動で求人を文章化してサイトに掲載出来るシステムを導入している求人サイトも多数あります。このシステムが流行したことで、多くの人材紹介会社が自分で保育園などに営業電話をしなくてもサイトに求人を掲載出来るようになったのです。

 

この場合、保育園側が承諾をしていないのに勝手に紹介会社のサイトに求人を載せられていたことに気づいてクレームを入れた場合、サイト側は速やかに消去しているというのが現状です。

 

つまりこのように自動で求人をくみ取るシステムの場合、終わった場合の削除までは対応出来ていないことが多いので、そのまま求人はいつまでもサイトに残り続けることになります。

 

でもこの方が、あまり適切ではない紹介会社は「餌に例えるような”おとり求人”が多くなるので好都合と考える場合もあります。

 

 

 

 

★ なぜ紹介会社は架空求人を掲載しているのか

 

保育士紹介会社の流れ

 

これが一般的な保育士の人材紹介の流れになります。

中には最初から相談型の紹介サイトもありますが、今回は「求人を掲載している紹介型の場合」です。

 

元々保育園側が「反応があるかわからない前払い型の求人サイト」ではなく「採用出来た場合に支払う後払い」を選択しており、紹介会社との間に求人内容や保育園の様子、どのような保育士が欲しいかを事前にしっかり打ち合わせしているので、スムーズに見学や面接まで進めることが出来ます。

 

(※誠意ある会社はこの際に、直接面会などをして保育士さんの希望や保育観を聞いた上で、希望する保育園の詳細&欲しい保育士像などを伝えて、この求人を受けるかどうかの判断を保育士に委ねます。)

 

 

 

保育士悪徳人材会社の闇

 

問い合わせのあった保育園に電話をして、紹介が可能かどうかをここで初めて連絡します。実際に断られることも多いです。その場合はその条件に近い保育園に問い合わせのあった保育士さんの情報を伝えながら、営業電話を慌てて掛けていきます。

 

またここで問題なのが、最初からその求人に紹介するつもりはなく「予め抱えている求人案件のみで対応しようと考えている場合」です。

 

この場合は・・・本当にミスマッチが発生し、離職率が凄く高くなります。

 

つまり「過去の求人だろうが、知らない求人だろうが、それを餌に保育士が問い合わせに来てくれたらそれでいい」という考えなので、架空だろうが過去求人だろうがなんだっていいのです。

 

 

ちなみにこれは業界専門知識ですが・・・沢山の求人がサイトに掲載されているとYAHOOやグーグルでの検索順位が上がりやすくなります。

 

それと「東京都大田区馬込の保育園求人」とか「東武東上線の保育園求人」「●●保育園の求人」などといったピンポイントでのワード検索でサイトに表示をさせることが出来るという狙いもこの架空求人のメリットでもあります。

 

 

★  簡単な見分け方のポイントその1

① 保育園の名前が書いていない。

② 保育園の連絡先電話番号が書いていない

③ 保育園の連絡先電話番号が保育園の番号ではない。

 

これは保育士さんが直接保育園に連絡されたら、紹介会社が手数料をもらうことが出来なくなってしまうからです。なので連絡先を保育園ではなく紹介会社の番号にしてあることが多いです。

 

また保育園名については「東武東上線にある認可保育園の求人」とか「東京都大田区にある60名定員の保育園」などで記載されているのも、その保育園がどこなのかを特定させず、保育士に直接自分の会社で問い合わせさせることを目的にしているからです。

 

 

★  簡単な見分け方のポイントその2

① 保育園や採用担当者のページとか求人掲載についてを確認

② 月額●●●●円とか1回掲載●●●円なら直接求人サイト。

③ 掲載無料とか採用成立時に●●%とか書いてあったら紹介サイト。

 

厳密には「課金型の成功報酬型の直接求人サイト」というのもあるのですが、とりあえずここでは大きくわけた2つで説明しました。

 

 

おまけ

これだけ長々と解説をしましたが・・・筆者は求人サイトを見ればそのサイトが直接求人か紹介サイトかはすぐわかりますw

 

というより「純粋な直接求人サイト」って、保育業界では数える程度しかないので、消去法でもすぐわかりますが・・・そんなことに時間を割くのであれば、1つでも多くの求人を閲覧し、自分の勤務条件や保育観について合うかどうかを見てください。

 

 

一見、紹介会社を悪く書いてしまった印象ですが、、、実際には●●社とか保育士●●とか。ちゃんと仕事をしていて保育園側からの信頼の厚い人材会社も存在しているですけど、ちょっと利益優先型&知識不足の紹介会社が増えすぎているのが問題なんですよね。