4月採用の保育士求人と転職について更新中

保育士求人サイトと人材紹介の闇と呼ばれるこの2つを保育業界の専門家が暴露という形で解説していきます

保育補助の仕事と役割(保護者の希望増??)

 保育補助についての解説第2弾です。

 

今回は保育補助の具体的な仕事内容と実際に保育補助として働きたい保護者の方が増えていることについての解説です。

 

 

◆保育補助の仕事内容

 

保育補助の方の仕事は、基本的に保育園の環境整備です。求人票では「雑務」なんて表記をされていますが、どんな仕事も保育園では大切な仕事なので私は雑務という表現ではなく「環境整備」と呼んでいます。

 

主に保育園内の清掃、給食の準備、布団の準備。

乳児ならば紙パンツの補充や紙パンツの交換。ミルクや食事介助などをお願いすることが多いです。

 

もっと簡単に言うと、、、保育士でなければ担当出来ない業務以外の部分を優先的にお願いする業務です。

 

 

★保育士が担当する業務

・指導案、連絡帳、児童票、保育日誌の記録。

・クラス保育や自由保育中の指揮

・保護者対応

 

上記内容は保育士(主に正社員)の専任業務になりますので、これらの業務を保育士が優先的に出来るようして行うことが出来るように補佐をすることが保育補助の仕事の基本と考えていただけるとわかりやすいかもしれません。

 

 

◆保育補助として働く前に必要な心得

 

保育補助の方も保護者や子どもの前では保育士と同じ”先生”という感覚が必要です。なので「私は保育士ではないので・・・」といった考え方はNGです。

 

また保育園にはそれぞれの保育方針がある為、自身の保育観で物事を考えるのもNGです。「私はこうして子育てをしたから」というのを前面にだすのではなく、保育士が保育に困っている時に「私は自分の子育てとしてこのように進めてみたよ」という感じで助言をする形で自身の子育て経験を活かしていただけると保育園側はとても助かります。

 

正社員の保育士と同じことをしてくださいとは言いませんが、、、保育士側にも日々の保育には計画を立てて行っているので、そのあたりを踏まえて一緒に協力してもらえると嬉しいです。

 

 

◆保育補助を採用する側の悩みと採用基準とは

 

ここからは採用側としての本音となります。私が保育補助として職員を採用していた時の基準は上述に記載した

 

1「保育補助の基本的な役割」

2「職員としての一体感」

3「自身の保育観を抑えられるか」

 

の3点です。

 

「1」はちゃんと見学の際に説明をしますが、、、ここを理解していないと自身が就業してから『こんなはずではなかった』という疑問や喪失感を抱いてしまいモチベーションが上がらなくなってしまいます。

 

「2」は保護者からの信頼の部分で保育園としても保育補助の方自身にとしても大きく影響していまいます。

 

「3」はどちらかというと子育てを終えた50代以降の方に多くみられすのですが、、、「子育て」と「保育園での保育」って似ているようで実は全く違うものがあります。他人の子どもを預かるか自分の子どもを預かっているかというのは前提条件ですが。。。

 

実はこの「自身の保育観をいかに保育園の方針と他の保育士と合わせられるか」というのが若手保育士を中心に保育士として働く上での大きなハードルのひとつなんです。

 

表現を変えると・・・「我が強い」方は保育業界全体をみていても採用を見送る傾向が強いですね。

 

逆に多少不器用でも一生懸命で、保育園の為に頑張ってくれる方の方が保育補助として必要とされることが多く、採用に繋がることが多いです。

 

保育補助の方=人柄重視と私は考えているからこそ、本当に保育園にとって重要な存在であると言っています☆彡

 

 

 

◆保育補助を希望する保護者が急増中

 

今まで保育補助の採用枠は保育園において公立保育園における早番、遅番の限定的なものばかりだったこともあり、50~60代の完全に子育てを終えた熟年層が保育補助として採用されていましたが、近年は日中の9時~ 16時といった時間帯にも保育補助の求人が多く出るようになりました。

 

これは自治体からの補助金の背景が影響しており、日中に週30時間以上勤務出来る方は無資格でも補助金を支給する地域が増えたことが大きな要因です。

 

その為、近年は子育て世代でも「小学校高学年~中学・高校生」の保護者が自身の子育て経験をもとに保育園で働こうとする方が増えたのです。この年代が勤務したい時間は「子どもが学校に通っている時間帯」となると希望条件にも合致します。また既に自身の出産を終了と定めた保護者からみて、0~5歳児というのは改めて「かわいい」「もう一度関わりたい」と思う年齢です。

 

こういった背景から実際に私が勤務している認可保育園では子育てが一段落した世代の保護者が多く保育補助として勤務をしています。

 

 

◆保育士資格取得に向けた受験要件

 

保育士の国家試験は保育士不足を理由に年2回の受験になったことで資格取得が容易になりました。しかし受験資格には「学歴」が関わってきます。

 

簡単に表現すれば「高校卒業+2年間の進学経験」が必要です。この進学経験は保育系の学校でなくても構わないので、専門学校でも短大でも、4年制大学で2年以上就学していれば中退でも可能です。しかし最終学歴が高卒の場合は受験資格がありません。

 

そこで保育士国家試験の受験要綱には「児童福祉施設や保育関連施設で2年以上かつ2880時間以上働くこと」で国家試験の受験資格が得られることで、セカンドキャリアとして保育士資格取得を目指すことを目的に保育補助として保育園で働こうと考える保護者も多くなっているというのが、最近の保育業界の現状です。

 

 

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